キャッシングの経験があっても内定を取り消されることはありません

キャッシングの経験は、誰もが知られたくないことかと思います。借金・消費者金融からの借入があった場合、就職活動にも影響があるかもと、心配される方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、安心してください。基本的に、キャッシングの事実が就職先に知られてしまうことはありません。もちろん、内定が決まった後でも、キャッシングの経験が原因で内定を取り消されてしまうこともありません。

実は、消費者金融などに融資を申し込む際に、消費者金融側が照会する信用情報機関が管理している個人情報は、採用などの判断材料に使用することは禁じられているのです。その為、企業側が開示を求めても正当な理由がない限り、簡単に開示されることはありません。

しかし、この信用情報の開示は、本人からの開示請求があれば開示することが出来ます。また、この開示請求は、代理申請が可能なのです。その為、内定時の会社書類に「信用情報機関への開示請求書」という文字があれば、代理申請を行うということになります。

代理申請のよって、キャッシングの経験や、自己破産の経験などがある場合は、その事実を知られてしまうことになります。一定以上の大きな企業などに就職する際は、十分にこの事を知っておきましょう。もちろん、このことを理由に内定を取り消されることはありませんが、面接時にキャッシングの事実について嘘を付いていた場合は「嘘をついた」という理由で、内定が取り消される可能性も無きにしも非ずです。

キャッシングの経験があっても、内定が取り消されることはありません。キャッシング=借金と考えてしまうので、誰もが隠したいことかもしれませんが、面接時に嘘をつくようなことが無いようにしましょう。

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