気をつけて!消費者金融を利用した時の明細書が家に届くケースとは

家族にばれないようにキャッシングを利用している人は非常に多いと思います。そのため、みなさんばれないように細心の注意を払っているとは思いますが、ついうっかりと郵便物などでバレてしまうケースは少なくありません。契約書類が自宅に届くのは大抵みなさんが知っているのでばれないように出来ても、明細書の存在を忘れている…という人は案外多いのです。

明細書は、新たに借り入れをした場合や、銀行からの引き落としにしている場合などさまざまなケースで送られてくる可能性があるものです。ATMの利用にしても、自社ATMを利用した場合は明細書が送られてくることはなくても提携先のATMを利用した場合は明細書が自宅に送られる…というケースもあります。自分が利用している・利用する予定の会社はどういうシステムにしているのかきちんと確認しておく必要があると言えます。

とはいえ、今は借りていなくても後々借りようと思っている場合、家族にバレそうならばちょっと…という人もいるでしょう。プライバシーに関する考慮やコスト削減などのメリットもあり、最近は明細書を電子化しているところも増えています。貸金業法の第7条に定められている通り、書面で自宅に送らなければいけない書類であっても、双方の合意さえあれば電磁的な手段で提供すれば問題ない、というわけです。少々言い回しが難しいですが、明細書をネットサービスとして発行してもなんら問題はないということですね。

ですので、最近では自宅への書類郵送なしでWEB上で全て完結するというのをウリにした商品も出てきていますし、会員サイトから設定すれば明細書をWEBで閲覧することが出来、自宅に明細書が送られることはなくなる場合もあります。このあたりは各社によってサービスが違いますので、ホームページなどで確認してみるといいでしょう。

変更依頼は大抵会員サイトや電話などで受け付けています。ただ、基本的にWEB明細にしていても前述のように提携先のATMを使用した場合は自宅にも明細書が郵送される…なんて場合もありますので、そのあたりは注意してください。明細書を送らない設定にしていても、規約が変更された場合など何かしら別の郵便物が来る場合もありますので、申込時にしっかりと確認することも大切です。

家族にバレたくないから、と明細書が来てもすぐ捨ててしまう人もいるかもしれませんが、それはちょっと待って下さい。きちんと返済できる、完済できるならいいかもしれませんがそうではない場合、最悪債務整理を行わなければいけない状況になってしまう可能性があります。

その時に明細書が一切ない状態では、利息も残りの金額もわからず、債務整理したくても出来ない…という状況になってしまう可能性もないとはいえません。家族にみつかったらとヒヤヒヤしてしまうかもしれませんが、こっそりと明細書はとっておくようにしましょう。きちんと完済できたら捨ててしまえばいいのですから。

閉じる